今回は、何事も完璧にやらないと気が済まない完璧主義者の方に少し力を抜いていただきたいと思いまして記載します
 
完璧主義と聞きますとどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?

正確、緻密、繊細、計画性、信頼、安心、安定といったイメージがあると思います

仕事においては完璧に仕事ができた方が世の中では評価が高いのかもしれません

なんでも間違わず正確にできる完璧主義は必要なことかもしれません

 
完璧を目指せば目指すほど、どこかで窮屈感を発生させ疲れてきませんか?
 
今の時代を考えますと、完璧主義を持って仕事をすることは必ずしも良いとは限らないかもしれませんね

例えばですが、ご自身がホームページを制作するデザイナーだったとします

1文字も間違わずに、デザインも完璧なホームページを作ろとします

 
すると、完成までにかなり時間がかかってしまいます
 
もしかしたら眠る時間も少なくなってもシッカリ仕上げていくという場合は体を害することもあるかもしれません

ホームページは、一度アップした後に修正できるのが利点ですので、まずは70点~80点ぐらいのホームーページを立ち上げて、後から軌道修正をして100点に近づけていけばよいと思います

言い換えましたら、ホームページ制作という仕事には別に完璧主義を持ち込む必要はないのです

もちろん、丁寧な仕事ぶりに対しては評価されていいのです

 
インターネットの世界ではまずは、完璧よりもスピードが優先されているのが現実です

私たちの日常生活でも、メールやSNSを通じて1日に何回も、何十回もやりとりがあったりします

これも、情報を早く相手に伝えることができるスピードを優先しています

このスピード感の世界に身を置いていますと、相手からきたメッセージに対して、すぐに返事を返さなければならないと思うだけで、心が休まる時がありません

もし、ご自身の中の「完璧主義」のせいで、心が疲れていると感じましたら、まずは70~80点がちょうど良いと、少しリラックスして行動してみてもいいと思います

 
実はリラックスして余裕のある状態の方が、スピードがアップするそうです
 
また、結果的に、ストレスを溜めて焦って行動したときよりも、上手にできる事も多いようです

最初から完璧にやろうとする意識を持つ必要はありません

そのかわりに、完璧ではない自分、不完全な自分を受け入れてみてはいかがでしょうか?

 
あんまり自分を縛りすぎることで自ら病気を引き起こしてしまう方もいらっしゃいます
 
やらなければならない、頑張る、一生懸命することも大事だと思いますが、同じやるなら楽しく、のびのびできるとさらにいいかもしれませんね
 
少し息抜きができるともっといい結果につながることと思います