今回は、毎日料理で使う油について記載したいと思います。
毎日食卓に並ぶ食材に気を使っていらっしゃる方も多くおられると思います。
スーパーで売っている油は何でもいいという方は、要注意です。
是非、これから記載する事を知っておいた方がいいかもしれません。
健康に充分留意されておられる方は、ご存じの事と思います。
ちなみに、スーパーで売っている一般的なのサラダ油は『リノール酸』で『 オメガ6』 です。
これは熱を通すと酸化して体に悪さをするものが多いです。
そのため、揚げ物をしたら、取り置きせずに必ず廃棄していきましょう。
使いまわしは、絶対にしない方がいいと思います。
人間にとって三大栄養素と言いまして、糖質、脂質、タンパク質はとても大切です。
よく誤解をされるカラもいらっしゃいますが、良質な脂質は必要です。
特にコレステロールが高いといわれる方は極端に脂質の量を減らそうとされる方もいらっしゃいますが、コレステロールは人間が生きていくうえで必要な細胞を創る原料にもなります。
何でもかんでも血液検査の数値だけで判断するのは、良くないと思います。
日本の基準と世界基準は何故、こんなに正常値が離れているのだろう?
と考えてみる事です。
もしかしたら、飲まなくてもいい薬を飲まされているのかな?
と考えてみる事です。
疑問に思ったら、いろいろと調べてみましょう。
本屋さんに行くと色んな健康について記載されている書籍もあります。
あとは自分で考えて行動にうつしてみましょう。
話は戻りますが、良い油を取ることは人体にとても大切です。
そこで重要なのは、オメガ3 と オメガ6 のバランスです。
理想的な比率は、1対3といわれていますが、現代の日本人は オメガ6 を摂り過ぎています。
その比率は 1対10 以上といわれています。
スーパーの食用油の棚を見てもほとんどが オメガ6 のモノばかりだから、自分で意識的に摂らないとこの比率を変えることは難しいです。
オメガ6は炎症を促進する一方で、オメガ3 は炎症を抑制する働きがあります。
だったら、オメガ3 を大量にとるべきというのは短絡的です。
何事もバランスが重要であり、オメガ6 が足りなくなると免疫力が落ち、ウィルスや菌と戦えなくなります。
要は3 も 6 もお互いに補完し合う関係で、どちらかに偏らないようにバランスをとる必要があります。
オメガ3 の代表的な油は、『アマニ油』、『えごま油』などがあります。
その他、魚油(青い背の魚)に含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)も オメガ3です。
『アマニ油』、『えごま油』もサラダ油よりも高価ですが、身体にとって不可欠ですので、毎日少量ずつでも飲んでみるのもいいと思います。
『アマニ油』の方が少し癖があるので『えごま油』の方が飲みやすいかもしれません。
なお オメガ3 と オメガ6 もともに熱に弱いので高温調理に使うと酸化した油を体内に入れることになりますので、揚げ物類はあまり食べ過ぎないようにしましょう。
ポテトチップスなども、体に良くない事はお分かりになると思います。
たまにはいいんですが、毎日摂るようになると自分で病気を創ろうとしていることに気が付いた方がいいと思います。
多少高くても質のいい油を買い、もったいないと思わずに揚げた油は毎回廃棄するようにしましょう。
それだけで健康寿命はかなり違うはずです。
健康は食からですが、それには『コスト』と『手間』がかかります。
でも より良い人生を送るために健康な体を作っておくことは、薬漬の老後を送るよりは、よほどマシではないでしょうか?
今の健康を維持するということは、将来の命に対して投資をしている事と同じように思います。
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