たまに質問されます。

同じ処方名なら、内容は同じなんですか?

気になる方も多いと思います。

製薬会社の製造方法や使っている薬草、産地により薬草の品質、製造工程に大きく違いが出てきます。

その為、同じ処方内容のモノでも全然違うことが多いです。

生薬一つにとっても、形こそ似ているが色、香り、純度、品質が全然違います。

希少価値の高い生薬ならなおさらです。

安いモノが悪いとは言いませんが、安いモノには理由があります。

また、ある程度、品質、製造工程にこだわっている製薬会社の場合は、それなりの価格になると思います。

例えば、回転寿司と創作鮨でもわかると思います。

大トロを頼んだら、回転鮨でも出てきます。

名門の創作鮨で大トロを頼んでも、出てきます。

やはり味は全然違いますし、雰囲気も全然違います。

自分がどうしたいか?何処で食べたいか?で決めたら良いと思います。

 

中華料理だって同様です。

私はエビチリがとても好きなので本格中華でエビチリを頼みます。

あるとき全国チェーン店の○○でエビチリを頼みました。

思わず、『これはエビチリじゃない』と言ってかなりショックを受けました。

スーパーに売っている小さいエビに甘辛く味を付けただけのものでした。

良い勉強になりました。

要するにに何が言いたいかと言いますと

漢方薬を何のために、飲んでいくのか?

私はシッカリ、効いて元気になって頂くためだと思っています。

その為、私は少々高くても品質、効能効果を優先させております。

というわけで、同じ処方内容でも効能効果が全然違ってくることは良くあります。