赤ちゃんを授かったが、乳腺炎で母乳が出にくいという方が多く見受けられます
母乳の出を良くする為に、『牛蒡子』を買いに来られる方が多い為、記載しておきます
①食事の注意点としてはお餅とカレーは、基本的に禁忌です
乳腺が詰まります
油(脂)っこい物、甘い物、味の濃い物を避けていきましょう
②入浴時に湯舟の中で乳房(血行を良くする為)と乳首(赤ちゃんが母乳を吸いやすくする為)をマッサージして下さい
乳房への温灸(皮膚の柔らかい部分ですので、ガーゼやハンカチ、服の上からでも結構です)や女性ホルモンの分泌、調節作用を上げるショウキT-1、血栓防止効果のある松康泉も非常に有効です
③昔から牛蒡の種を煎じて飲むとよい為、苦いけれども飲んでいる方も多いと思います
ポイントは、乳房(乳腺)の血行を良くする(血栓を防止する)事です
最も大事な事は、母乳の分泌が悪くても赤ちゃんに授乳する(乳首をくわえさせる)という事です
乳首と脳は、密接な関係があります
妊娠中に乳首を刺激する事で、脳に伝わり子宮が収縮して、流産の可能性を高めます
昔と異なり出産が終了してすぐに母乳がドンドン出る方は、半数位しかいらっしゃらないです
残り半数位は、出産後一ヶ月位で母乳の分泌がスムーズになります
出産直後に母乳の出が悪いからと乳首を赤ちゃんに含ませないと、乳首から脳に催乳の指示が出ず悪循環を繰り返します
当初は、母乳の出が悪くても辛抱強く赤ちゃんにくわえさせる事で分泌が良くなります
また授乳は、「ママと赤ちゃんの最初の会話」とも言えます
ホルモンは、ストレスに非常に左右されます
授乳行為をして赤ちゃんの情緒が安定すると母親の方も精神が安定します
赤ちゃんが授かって、出産した後の方が、お母様は大変だと思います
無理が続いて体力が落ちて血液が不足してしまいますと、第2子不妊や更年期障害の原因にもなります
是非、自分の体も大切にして下さいね