今回は尋常性白斑の治療について記載していきます

尋常性白斑は局所の色素細胞の消失または色素産生細胞の機能がうまくいかないためて起こる皮膚病になります

皮膚の色が白く抜け落ちてメラニン色素の代謝が低下してしまう病気になります

尋常性乾癬の様な痒みや痛みは、ほとんどない方が多いと思います

原因は完全には解明されていませんが、自己免疫疾患(自分の体を誤って攻撃してしまって起こる疾患)や末梢神経の機能の異常などがあげられます

しかし尋常性白斑は治りにくい病気であり、現代医学では根本的な解決方法はないとされます

現代医学ではステロイドやUVB(紫外線)照射などをして効果を上げようとされる場合もありますが、なかなか改善が見られないようです

一般的に、フロジン液、オキサロール、トプシムスプレー、ボンアルファーなどを塗らせる皮膚科医もいますが効果はイマイチのようです

また、ステロイドも長期で内服することは好ましくありません

では、漢方医学で改善方法はありますか?と問い合わせがあります

もちろんありますが、漢方薬を飲んですぐに結果が出るかと言いますとこれは時間がかかります

しかし、漢方治療を初めて早い方は3か月~6カ月ぐらいして、色素の回復が見られる方もいらっしゃいます

決して簡単ではありませんが、中国医学の治療のやり方は体の内からの気(目に見えないエネルギー)血をシッカリと補い、気の巡りを良くして、血流を良くする、さらに経絡の滞りを改善していくことで白斑の状態から正常な皮膚に代わってくる方がいらっしゃいます

また、さらに白斑だけの治療ではなく、体の不調にも改善されて健康になられる方が多数いらっしゃいます

不妊治療も同じですが、白斑の治療も根本的に体を健康にさせた上で、その延長上に赤ちゃんを授かりやすい体質していく、また、白斑が目立たなくなって色素が回復できるようになります

現代医学で良くならない病気は漢方薬で体質を変えていくことで良くなられる方が多数いらっしゃいます