明石市 F様 10歳 男性
アトピー性皮膚炎と喘息が1歳ぐらいからあり、病院に行っていたがあまりよくならない為、漢方薬で治していきたいと来店されました
病院ではエキザルベ、ポアラ、マクロゴール、ビブラマイシン、クラリチンを皮膚科で処方されていたそうです
また、喘息の薬はオノン、パルミコート、メプチン、インタールを内科で処方されていたそうです
お母様は病院の薬が対処療法で、根本的に治っていかない事と肝臓や腎臓に負担がかかる事にとても心配されており、漢方薬で治したいとF君と一緒に来店されました
便秘気味でハウスダストにより、咳が出やすいそうです
冬場はとくに乾燥して、耳の下、膝の裏、肘の内側に炎症、丘疹がみられます
顔全体、首元、背中、胸の部分にも丘疹、紅斑、浸出液が見受けられます
ジュクジュクしたり、掻いてしまい出血する事があるそうです
中国医学的に診ますと『実熱腑実』、『肺脾両虚』の状態です
今は喘息が治まっている為、皮膚を主に治療していきます
体の熱毒素、湿熱を取り除いていく物、胃腸の消化吸収を助けていく物を中心にお渡ししました
1か月ほどしますと体の赤みがとれてきて、便通も良くなってきているという報告を受けました
痒みも以前の様な掻き毟るくらい痒い事が無くなってきているそうです
2か月ほどしてジュクジュクする事も出血する事も無くなってきましたととても喜ばれております
体調がかなり良くなり引き続き飲んで頂いております
F君は小さいのですが、頑張って漢方薬を飲んでとても頑張っていると思います
食事もお母さんは脂っこい物、甘い物、味の濃い物、刺激物、動物性たんぱく質などを控えて野菜中心にされております
その為、今まで長年の辛いアトピー性皮膚炎が2か月ほどで、かなり良くなってきている事と思われます
ひとりひとり体質や自覚症状が違います
その為、必要な薬草も異なってきます
自分に合う物を使い、食事も一緒に変えていく事で、漢方薬の効き目は違ってきます
皮膚の炎症が良くなってきたら、喘息の治療も一緒にやっていきます
まずは毎日の食事からですね