今の不妊治療の相談の中で一番多いのが第2子不妊です
患者さまからのお話を伺っていますと、いくつか共通点が浮かび上がります
それは何かと言いますと今回はまず1つ目
①初産の時の自分の状態と第2子を授かりたいという時期の『心の状態』が違う事です
もう少し突っ込んで話をしますと
第1子を授かる過程で旦那様と奥様の関係は自然にとれている方が多いです
新婚の時などは毎日関係を持つぐらいの御夫婦もいらっしゃります
ところが不妊治療を受けられている方の多くは夫婦間の関係が極端に減った方
また、奥様の排卵の時期のみ関係を持つ方も少なくありません
理論的に考えれば気持ちはわかりますが、これではかえってうまくいきません
それはなぜか?
特に男性は精神的に弱い生き物です(特に今の時代の男性です)
この状態ですといざ本番を迎える男性は精神的に追い詰められてしまい、うまくいかないことが多いです
だから普段の夫婦生活が大事です
例えば、学生時代を思い出して下さい
実力テストがあるとします
先日だけ徹夜をして必死に勉強してもテストの点数はあまり良くなかったという経験をされた方も多いと思います
普段からコツコツ勉強されている方はいつ実力テストをされても、シッカリと結果が出ると思います
結論としては、普段から夫婦の関係を自然に持っておく事です
もちろん、奥様の排卵日は知っておいた方がいいのは言うまでもありません
あと、何事に関しても完璧にしないと気が済まない方は要注意!
自分を追い詰めてしまい『不妊ではないのに自分で不妊症にしてしまっている方』も見受けられます
頑張り過ぎなくていいんですよ
100点ではなく80点取れれば良くやっていると思えるようになると良いですね
基礎体温表を毎日つけること自体がストレスでイヤと言う人は、少しサボっても構いません
嫌々ながらやってもうまくいきません
不妊治療もしばらく、ストップしてゆっくりと自分の事、旦那様の事、家族の事を考えてみる時間をとってもいいかもしれませんね
それでも、やっぱり赤ちゃんが欲しいと思うようなら是非、ご相談くださいね
楽しんでやっていくことで自然とうまくいく方が多いですよ
赤ちゃんは試験管や化学合成の薬でつくるものではありません
旦那さまと奥様が愛し合ったうえで授かるという考え方が自然ですよね
こう考えられるようになれば50%はうまくいきます
もう半分は次回、お話しますね