基礎体温を付けていると月によって違う場合もよくありますが３か月ほど付けていくことで自分のリズムが分かってくると思います
今回は高温期が高すぎる又は長すぎる場合について記載します
正常な方は高温期は３６．７℃前後で１２日～１４日ぐらい続きます
しかし、ノアルテン、デュファストン、ルトラール、プロゲストン、プロベラなどのホルモン剤を飲んでいくことで基礎体温が高くなりすぎてしまう事があります
こうなると中々元に戻すのに時間がかかります
低温期と高温期の差が０．５℃以上になっている状態の場合はうまく妊娠しない事が多いです
中国医学的には『陰虚陽盛（いんきょようせい）』『水不制火（すいふせいか）』の状態です
この場合は黄体期も短くなりやすいと思います
また、高温期が１４日ほど長い状態が続いて中々下がらない方もいらっしゃいます
これもホルモン剤を服用されている方、注射をされている方に多く見受けられます
この場合は体に熱がこもり過ぎているため、冷ましていく必要があります
冷たい物を摂ればいいのかと言いますと、また違ってきます
中国医学的には涼血清営顆粒、瀉火利湿顆粒、瀉火補腎丸、天王補心丹、杞菊地黄丸などを使い正常な状態へ戻していきます
まずは、自分の体質を改善することが妊娠して赤ちゃんがさずかる近道になると思います
