どのようにして妊娠がわかるのか?
という事について記載します
女性の体は妊娠が始まりますと、おなかの中の赤ちゃんを育てようとする機能が働きだします
その変化の一つとしてhCG( ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)というホルモンが、胎盤(おなかの中の赤ちゃんとお母さんの間で栄養分などを送る物)でつくられ始めます
このhCGは精子と卵子が受精して子宮内膜で着床してから初めて体の中でつくられます
生理予定日前後(妊娠4週目)から尿の中に出てきます
更にhCGは妊娠2カ月から3カ月くらいにかけてたくさんつくられます
出産するまでhCGは出続け、妊娠を維持しています
ただし、産婦人科などで不妊治療の為にhCG注射をされた方は注射をして1週間後ぐらいに妊娠検査薬をつかうと注射のhCGを検出してしまい陽性を示す事があります
その為、hCG注射をされた方は2週間後(生理予定日以降)に検査を行う方がいいですよ
妊娠していなければ、hCGは尿の中には出てきません
このhCGのホルモンを利用してPチェックなど『妊娠検査薬』が使われます
その為、生理予定日に生理が来ないからと言って焦って妊娠検査薬を使っても陰性になる事もあります
この場合は過度の肉体疲労、またはすごい大きなストレスがかかった場合などは低温期が長くなる為、結果として基礎体温自体も周期が長くなります
高温期は長くても14日までしか続きません(妊娠していない場合)
もし、高温期が14日以上続くようなら妊娠している可能性がありますので、生理予定日を過ぎた1週間後ぐらいに検査してみるといいと思います
妊娠が分かったら12週目までは流産しやすい為、無理をしたり、重たい物を持たないようにして下さいね
無理をしたり、踏ん張り過ぎる事で流産する事があります