ホルモン検査
血液検査と同様に採血して卵胞の発育や排卵に関係するホルモンに問題がないか調べる検査になります
(例)
FSHが高い場合 卵巣機能が低下している可能性あり
LH、FSHの両方が低い場合 脳の視床下部や脳下垂体の機能低下
LHが高い場合 多嚢胞性卵巣の可能性あり
テストステロンが高い場合 多嚢胞性卵巣の可能性あり
エストロゲンが低い場合 卵胞の発育不良の可能性あり
プロゲステロンが低い場合 黄体機能不全の可能性あり
プロラクチンが高い場合 無排卵、無月経、黄体機能不全の可能性あり
甲状腺ホルモンの値が異常の場合 排卵障害、着床障害、流産の原因の可能性あり
基本的に良く見受けられるパターンを記載しました
検査結果から一人ひとり原因が違ってきます
すべてホルモン剤を使えばうまくいくことはあり得ません
一人ひとり体質、症状も違うのが当たり前です
その為、一人ひとりの体質、体調、症状、原因を見たうえでその方に合うものを使っていく必要があります
漢方薬で体質改善、原因に対する治療をしていくことで自然妊娠されていらっしゃる方が多数いらっしゃいます
もちろん、病院のホルモン剤と併用して治療をされておられる方もいらっしゃいます
漢方薬はホルモン剤の副作用を軽減する働きもあります
漢方薬で自然妊娠を望まれる方の特典としては母子共に健康体になる事です
特に赤ちゃんが健康で五体満足である事、生まれつき体が強い子供を望んでおられるようなら是非、自然妊娠をお勧めします