三木市 N様 女性 20代
不妊の為、はじめは病院に行って治療を受けていたようです
HMG、HCGの注射をしてから基礎体温が急に上がり過ぎて、気分が悪くなり、体がほてりだしたという事で病院治療はストップして漢方薬で治療したいと来店されました
細かく症状を聞きますと頭痛、生理痛、ほてり、冷え症、胃腸が弱いそうです
生理痛がひどく、生理不順で不正出血もあるようです
また、ホルモン注射をしてから下半身がよく冷えて、上半身はのぼせるようになったようです
胃下垂もありストレスも受けやすく疲れやすい様です
ホルモン検査では
LH 4.3 FSH 6.1 プロラクチン 16.9
この検査値からプロラクチンが高い状態です
現代医学的には問題ない様ですが中国医学的に見ますとプロラクチンは10未満でないとうまく排卵もできないし、卵子も育ちません
さらにFSHとLHの比率を見てもLHが高い状態です
多膿胞性卵胞の可能性があります
お話を伺いますと左にチョコレートのう腫があるそうです
中国医学的には『血虚血瘀(けっきょけつお)』、『肝鬱気滞(かんうつきたい)』の状態です
その為、体を暖めて冷えをとり、女性に必要な血液をシッカリ補う物と血流を良くしてチョコレートのう腫を改善していく物、気の巡りをよくしてストレスを晴らしていく物をお渡ししました
すると1か月ほどで冷えがとれて、便秘、生理痛、疲れ、頭痛が改善したという報告を受けました
体調が凄く良くなったとお喜び頂いております
基礎体温を見るとまだ全体的に高い状態ですので引き続き漢方薬を飲んで頂いております
ホルモン剤の注射や内服薬を飲む事で基礎体温が高すぎて妊娠しづらい状態になる方が多く見受けられます
出来るだけ、自然に逆らわず赤ちゃんが授かる方法をお勧めしております