今回は妊娠高血圧症候群について記載したいと思います
昔と比べて、最近は出産年齢が、高くなってきている傾向があります
そこで、注意したいのが妊娠中の高血圧です
おもに、35歳以上で発症率が高くなり、40歳以上になるとさらに危険度が高まってきます
高血圧治療剤の妊婦さんへの投与は厳禁です
どうして?と思われる方もいらっしゃると思います
血圧の薬を飲むことで、妊娠中は問題が起きることがあるからです
高血圧の治療薬、アンジオテンシン2受容体拮抗薬(ARB)とアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬を服用した妊婦さんに、副作用と思われる症例が多数出ているという報告があります
特に多い副作用に
羊水が少なくなることが報告されています
羊水が少なくなるということは赤ちゃんの健康維持が難しくなります
その為、新生児腎不全、胎児死亡、骨形成不全症が副作用としてあります
飲み薬だけではなく、湿布剤もおなかの赤ちゃんに作用していく物があります
妊婦さんがすべて高血圧症候群になるわけではなりません
しかし、妊娠する前から妊娠しやすい体作りをして、毎日の食生活、生活習慣を改めていく必要があると思います
妊娠して妊活が終わりではありません
妊娠していただいて健康を維持して、無事に元気な赤ちゃんを出産していただくことが妊活です
そのお手伝いをさせて頂いております
漢方でも妊娠高血圧を予防していく物があります
特に妊娠15週目までは、赤ちゃんの臓器ができる時期であり、一番流産しやすい時期でもあります
妊娠の維持を助けて、妊娠高血圧の予防も漢方でできます
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね
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