今回は『腸のはなし』をしたいと思います
ご飯を食べたら胃で消化して腸は栄養を吸収したり、老廃物などを排泄していきます
実はそれだけではなく、体全体の健康に深くかかわっています
小腸、大腸は同じように考えられていますが、その働きはまったく違います
小腸というのは全長6~7メートルほどありまして、人間にとって、非常に大切な臓器になります
腸液(消化液)を分泌し、栄養の消化吸収能を持ち、人体最大の免疫機能を持ちます
この小腸における免疫能が低下すると、風邪をひいたり、病気になりやすくなったり、外部からの防御が充分にできません
また小腸の細胞は新陳代謝がとても早く、表面の細胞は常に生まれ変わっています
そのため例外はありますが小腸の病気はとても少ないのです
腸内環境のバランスが崩れる原因は、どのようなものがあるのでしょうか?
1.加齢(誰でも歳はとるのですが、若返らせていく方法もあります)
2.食生活の偏り(毎日の事で、これがとても大切です)
3.精神的ストレス(病は気から、ストレスを受けますと胃腸にすぐ影響をもたらします)
4.病気の時・抗生物質の服用中などによって善玉菌が減少し、悪玉菌が増加します
腸を丈夫にして腸内環境を改善する事は、色々な病気の予防や免疫力強化、アレルギー体質の改善につながります
腸は植物でいうと、土壌にも例えられます
土壌がよければ根がはり栄養吸収できて、充分な実ができると思います
胃腸がシッカリすると体全体もシッカリしてきます