不妊治療や子宮内膜症などで治療されている方も多いと思います
今回は『卵胞ホルモン+黄体ホルモン』について記載します
『卵胞ホルモン+黄体ホルモン』は
排卵を抑制する作用があります
また、卵胞ホルモン、黄体ホルモンを補充する働きもあります
子宮出血、月経困難、月経周期異常などに用いられます
また、生理日の変更や、卵巣機能に原因がある不妊にも用いられます
その他、排卵を抑制するので、このホルモンの組み合わせは、避妊の目的(日本ではまだ正式に認可されていません)にも用いられます
その為、子宮内膜症などの方に使用されます
薬を飲む事で一時的に排卵を起こさせないようにしていきます
プラノバール、ソフィアA、ルナジオン、ドオルトン、エデュレン、マーシロン、マーベロンなどがあります
副作用としては
長期間使用し続ける事で血栓症、心筋梗塞など血液の流れが悪くなることがあります
浮腫み、激しい頭痛、胸痛、急性の視力障害、息切れなどは血栓症の症状に関係がある場合が多いです
吐き気、腹痛や発疹などの過敏症が起こる事があります
不正出血、乳房痛の原因になる事もあります
妊娠初期にこの薬を用いると、異常時の率が高まるという調査報告もあります
特に40歳以上の女性、喫煙量の多い35歳以上の婦人に多く見受けられます
また、経口避妊薬と併用の場合、乳癌、子宮癌の可能性が高くなります
婦人科のDr.にご相談の上、正しく使用していきましょう