お子様が小学校の高学年になってきますと、中学受験を考えようとされる方もいらっしゃると思います。
出来れば、早い時期に覚悟を決めて取り組まれればうまく行きやすくなると思います。
では、いつ頃から?
小学校1~3年生までは、勉強する習慣、規則正しい生活習慣を身につけていく必要があります。
この時期は、鉛筆の持ち方、学校の宿題+基本的な問題を繰り返し解いていく習慣がついておれば良いと思います。
早い方は4年生ぐらいからお母様を中心に家族で協力していかれるご家庭も多いと思います。
6年生から受験勉強される方も中にはおられるようですが、超難関中学を希望される場合は、かなり難しくなると思います。
遅くても4年生の冬ぐらいからは何かしら対策が必要と思います。
できれば、5年生の間に6年生で学ぶ範囲の基礎的な問題は一通り解けておくと良いと思います。
遅くても、6年生の夏休みまでには小学校で学ぶことは一通りやっておくべきだと思います。
でないと、発展問題ばかりの中学受験問題は全く解けないと思います。
恐らく、中学受験を意識されておられる方は5年生の1学期の間に5年生で習う範囲は全部やっているはずです。
2学期に2回目~3回目と繰り返したり六年生の習う範囲をやっている方もいると思います。
ドンドン前倒しで、学校の授業は基礎の復習になるはずです。
6年生になる頃には受験問題の発展問題、応用問題を理解して自力で回答を導けるような勉強になっているはずです。
これらは、私の個人的意見も含まれますが、恐らく有名な大手の進学塾の選抜クラスでは当たり前にやっていると思います。
親は子供達が勉強しやすい環境、タイムスケジュール管理、健康管理ぐらいしかできません。
しかし、このサポートがなければ中学受験を乗り越えることは難しくなると思います。
是非、中学受験を家族で楽しんで挑戦できる様に工夫してみて下さい。
賢いお母様、お父様なら絶対、乗り越えられると思います。
元予備校講師より