加古川市 F様 5歳 女の子
去年の秋ごろからアトピー性皮膚炎で首と肘の内側、膝の裏側が痒くて赤い炎症になって痒いという事で病院に行っていたが一向によくならず、漢方薬で治したいと来店されました
病院で処方されている薬は
ロコイド、アズノール、セルテクト、ニポラジンのようです
ステロイドを塗っても今は全然良くならない状態で、首が特にジュクジュクして痒い様です
セルテクトとニポラジンは痒みどめの薬ですが飲んで効果がないのであれば飲まない方がいいと思います
薬を飲む事で乾燥が酷くなり、5歳のお子様には肝臓と腎臓にも負担がかかり過ぎます
食事の内容をお聞きしたところ脂っこい物、揚げ物、甘い物、冷たい物をよく食べるそうです
お風呂上がり、保育園から帰ってきた後、眠る前は痒くて掻いてしまうようです
中国医学的に診ますと『湿熱旺盛(しつねつおうせい)』、『脾虚湿生(ひきょしっせい)』、『血熱熱毒(けつねつねつどく)』の状態です
その為、体の中に熱毒素、湿気、熱毒素を体の外へ排泄していく必要があります
また、胃腸の消化器官がうまく機能していないため消化不慮を起こさせないようにしていきます
まず『消化不慮を起こさせにくくする薬草』、『ジュクジュクを取り除いて体の老廃物を解毒していく薬草』を中心にお渡ししました
また、スキンケアをする事で皮膚の再生、乾燥、痒みの改善をする為、皮膚科専門のローション、クリームをお渡ししております
2週間おきにお渡ししていきました
すると1か月ほどでジュクジュクがとれてきてかなり良くなってきましたという報告を受けました
また、ステロイドを塗らなくても良くなってきているという事とニポラジンやセルテクトもやめて体調もいい様です
食事で脂っこい物や甘い物、冷たい物を食べる事がある為、どうしてもまだ痒みは残っているようです
まだ、痒みと炎症は残っている為、引き続き飲んで頂いております