日本人はストレスを多く抱えやすいように思いますが、ストレスは全くなくなってしまうと、これは良くないかもしれません
えっ?ストレスがないほうがいいと思われる方も多いと思います
今回はストレスについて記載してみます
ストレスは人間が生きている以上なくならないと思います
日常生活をしているうえで、いいことも悪いことも出てくると思います
たとえば、『会社で失敗してしまった、自分の思い通りにいかなかった、つらい思いばかりする…』
生きていれば、嫌なこと、つらいこと、うまくいかない事がたくさん起こります
どうして、私だけがこのようなつらい思いをしないといけないの?と嘆き悲しむ方もいらっしゃると思います
では、このような出来事が起きた時に、どのように対処していけばいいと思いますか?
近ごろ本屋さんでは、ストレスを「なくす」「忘れる」といった本をよく目にします
内容を読みながら私は複雑な気持ちになります
どうしてかといいますと、ストレスがとても悪者で、それを避けていくことをあおっているように受け取れるからです
過剰なストレスにより、原因不明の病気になったり、体調が思わしくない、仕事や日常生活へ悪い影響を及ぼしていらっしゃる方も多くおられます
しかし、考え方をかえますとストレスは、世の中が変化していく中で、生命が生き残ろうとして、頑張っている人間の証のようなものとも考えられると思います
頑張って生きている限りストレスはなくならないかもしれませんね
だったら、私たちはストレスからの避難法もいいかもしれませんが、いかにストレスと向き合い、成長していくかを考える方がいいように思います
もしかしたら、このことが何か自分を成長させるための試練(チャンス)なのかな?と、考える心の余裕を持つことが大切なような気がします
ストレスを「なくす」「忘れる」ことは、とてもエネルギーのいることですが、『まぁ、いっか!』、『仕方がないな』と、現実を受け入れたり、受け流すこともいいかもしれませんね
いつも良いことばかりが起きる訳ではありませんし、いつまでも悪いことが続くことはありません
人生山あり谷あり!
つらい時は、『そんな日もあるさ!またいい日も来るさ!』と前向きに希望を持って生きていく方が気分も楽になると思います
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