今回は精液検査について記載していきます
まず、精液検査は男性が行います
3~5日間禁欲後、マスターベーションで精液を採取します
採取した精液を30分間放置して液化させた後、精液量、色調、粘稠性、精子濃度、運動率、奇形率などを調べます
禁欲期間が6日以上になると、精子濃度は高まりますが、運動率は低下します
病院で採取する場合と、自宅で専用の容器に直接採取し、持参していただく方法の2通りがあります
自宅で採取する場合には、移動中に冷えたりしないように工夫する必要があります
精子は低温に弱く、運動率が低下してしまうからです
精液の様子は体調によりとても変動しやすいので、検査は2~3回行う必要があります..
精液検査でわかることとしては
精子は精巣の中で約3ヶ月間育まれて一人前になります
その為、過去3ヶ月の状態を表しているいます
精液検査では次の症状がわかります
精子減少症
精子濃度が2000万ml以下である場合をいいます
この場合自然妊娠の可能性は低くなります
また、精子濃度が500万ml以下になると自然妊娠の可能性は極端に低くなります
精子無力症
運動している精子の割合が50%未満である場合をいいます
自然妊娠の可能性は低くなります
奇形精子症
精子を詳しく観察すると、正常な形をした精子が、30%にも満たない場合を奇形精子症といい、この場合は受精が起こりにくくなり、自然妊娠の可能性は低くなります
女性だけが、色々検査を受けて頑張られているカップルもいらっしゃいますが、実は男性にも原因がある場合があります
できれば、旦那様も勇気を出して検査を受けてみる必要があるように思います
体が疲れやすい、ストレスが多くてイライラしやすいなどの症状があれば、漢方薬で良くなっていかれる方も多くいらっしゃいます
いろいろ試してうまくいかない方は、是非、ご相談くださいね
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